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嵐しょーせつ。

第80章 正義の味方


和也が家を出た理由。


それは…


和也がストーカー被害にあっていた。


あいつは童顔で可愛らしい顔立ちだから

男でも好きな人は好きだった。


だけど、誰にも言わず1人でなんとか

しようとしたんだけど、ムリで


兄の俺には正直に話してくれた。


俺も守るって言った。


だけど、これは親にも話したほうが

和也のためだって説得し、和也は

両親に打ち明けた。


父ちゃんはそのストーカーしてるやつに

会って、話をして、やめさせるよーに説得した。


だけど、それは裏目に出て、


ある日突然…

両親はそいつに殺された。


俺は警察学校に通っていて、
寮生活をしていたから連絡が来たのは、
警察学校の教官が、両親の死と殺人事件を
知らせてくれた。

和也は高校生でまだ16歳だった。


俺は少しでもあいつのそばにいたいと

教官や当時からずっと一緒にいた

翔と潤に話して理解してもらい、

何日か和也のそばにいた。

その時に言われた言葉…

和「…にぃちゃん…必ず…警察官になって、


父ちゃんたちを殺した犯人捕まえてね。」

その言葉を胸に俺は警察学校を卒業して、

刑事課に配属されて、今もこの事件の犯人、
俺らの親を殺した犯人を探している。


和也はあれから父さん側の弟に預けられた。


だけど、すぐにその家を出て、高校もやめ、

行方もわからず5年が過ぎていた。


雅「おはよー。」

翔「おっはよー」

潤「どーした?眠い?」

雅「うん。昨日さ、弟を見つけたんだよね

嵐山商店街で」

2人は和也のことよく知っているから

ビックリしていた。

雅「話しかけたんだけど、逃げられた笑」

潤「マジかよ。で?犯人は?まだ?」

雅「うん。手がかりが…

だけど、必ず犯人捕まえてみせる。

俺らの親を殺した犯人を」

絶対に捕まえてみせる。

ね?和也。

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