嵐しょーせつ。
第81章 小悪魔な君。
俺が目を覚まして
1ヶ月。
未だニノは目が覚めなかった。
嵐としての活動は今は休止中。
今後どうするかっていう話で
やっぱり4人では嵐として成り立たないって
5人で嵐だからって
俺らはすべての思いを事務所に言い、
しばらく休止することになった。
今は、4人で、ニノの病室にいる。
雅「…和…」
翔「雅紀…ご飯食べよ?」
雅「俺、いいや…
食べてる間に、ニノが目を覚まして、
1人だったら嫌でしょ?意外とニノは
寂しがり屋さんだから」
それとあんまり食欲がない。
潤「食べないと、お前ただでさえ細いんだから
痩せるよ?」
智「おいらたちコンビニで済ますから
翔くんたちは食べてきて?」
リーダーは2人を送り出し、
俺のそばに来た。
智「ふふっ笑相葉ちゃんらしいね。
おいら、コンビニ行ってくるね?」
リーダーはコンビニでお昼を買って、
すぐ戻ってきた。
智「ほれ!これ好きでしょ?」
さすがリーダー、俺の好みもよくわかってくれる
俺はその優しさにも泣いてしまい、
智「わぁわぁ泣かないでよぉ〜。
本当に涙もろいんたからぁ〜」
リーダーに背中をさすってくれた
その時だった。
ピクッと指が動いた。
雅「和?かず!かず!かず!!」
和「…うぅ…」
智「目覚ました!俺、先生呼んでくる!」
リーダーは慌ただしく、外へ出て、
雅「和!ここわかる?俺わかる?」
俺は目覚ましたときに不安があった。
俺らのこと忘れてるんじゃないかなって…
和「…だ…れ…」
和は俺の顔を見て怯えながら言った。
雅「俺だよ!俺!雅紀!!相葉雅紀!!」
和はそれでもわからなかった。
しばらくすると
先生も来て、翔ちゃんたちも戻ってきた。
「やはり、記憶がなくなってます。
だけど、光が見えます。
いっぱい話して、思い出させてください。」
俺は記憶がないと言われた時、
足から倒れた。
潤「相葉くん?!」
翔「大丈夫大丈夫。
俺らがんばろ?ね?5人で嵐だ!」
雅「泣うん…」
ニノは記憶失くした。
だけど、お医者さんは一時的だって…
早く俺らのこと思い出してよ…?