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嵐しょーせつ。

第82章 ケジメ。


それから数日…

「相葉ー!これよろしく」

雅「はい!智これお願い。」

智「はいはーい!」

俺は仕事に励んだ。


いつも以上に。

智「雅紀?電話鳴ってるよ?」

雅「え?あー…ありがと。」

画面をタップすると、

彼女から
着信やらメールやら。


やり直したいって言われても、

俺は断り続けた。

だって、もう裏切られたに近いぐらい

振り回されてるんだよ?

嫌だよ。

メールで断りメールを何回かやると

「私ともう一度やり直さないなら

お前の大切なものをめちゃくちゃに

してやる!!それが嫌なら、わかってるよね?」

そんな内容だった。

大切なものって…幼馴染のこと?


それは絶対にやだ。

正直、彼女より大切なものなんだから。


頭からそのことが離れなくて、
わざと、仕事を増やしたりして、

なんどもなんども忘れよーとしてみた。


だけど、

智「雅紀?お前、顔色悪いよ?」

雅「へ?へーきへーき笑

だいじょ……………」バタンッ

智「おい!雅紀!雅紀!!!」

俺は膝から落ちていくよーに倒れた。


………………

?「……!…さき!…ま…き!まさき!!!」

雅「…うぅ…」

智「あーよかったぁ〜。」

雅「…さと…し…?」

目を覚ましたら

見覚えのある天井…

そっか、俺倒れたんだった。

雅「…さと…し…ここまで運んだのって」

智「ふふっ笑そーだよ?

急に倒れるんだもん。おいらたちは

早退させてもらったよ。」

雅「そっか。ごめん…」

俺は突然智から聞こえた言葉。

智「…ねぇ…雅紀?

…おいらたちに隠してることない?」

正直驚いた。

雅「なんで?」

智「お前が倒れるほど

追い詰められてるんじゃねーの?

辛いことあってもおいらたちが守る。

言って?おいらたち幼馴染でしょ?

受け止めるから……」

俺は正直に智に話した。

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