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潤「…雅にぃ…」

雅「んー？」

潤「俺らこれからどーするの？」

潤は心配そうに聞いてきた。

雅「大丈夫だ。きっと…

そろそほ戻ろっか。ね？」

潤「うん…」

和也は一言も発さず

静かに立ち上がった。

翔にぃたちがいるところに戻ると


にぃたちは先生からの話を聞いていて、

翔にぃは顔を手でおおっていた。

にぃは俺らのことを気づき、

手招きした。

雅「お父さんたちは？」

智「潤も和也も落ち着いて聞け？


お父さんとお母さんはもう…

どうすることもできなかったって。」

「ごめんなさい。

我々も、やれることだけやりました。」

翔「…んだよ！

先生！なんで、助けてくれないんだよ！

なぁー！先生！！父さんたちを…泣」

翔にぃは先生の胸ぐらを掴んで、

泣いていた。

智「翔！落ち着け！先生…

本当にありがとうございました。」

智にぃは翔にぃを落ち着かせて、

先生にお辞儀をした。

俺はもう、何が起きたのかもわからなかった。

潤「おい！和也！！おい！！」

雅「どーした？！

和也！ちょっと！！」

和也は倒れていくよーに意識を失ってしまった

潤がそれを受け止めて、


和也をソファーで寝かせた。

智「翔落ち着いた？」

翔「うん。ごめん…」

潤「和也も…和也、心が弱いから

精神的に弱くなってしまうんだよな…

昔っからそうだよな。」

雅「うん…

翔にぃ大丈夫？」

翔「ごめんな…かっこ悪いところ

みせちまって……気にしないで…」

しばらくすると…

和「…ん…」

雅「あっ…和也。大丈夫か？」

和「…おれ…」

雅「大丈夫大丈夫。」

和也を落ち着かせて、

意識がしっかりしてくるまで

背中をさすった。

お父さんたちは、あれから

葬式も全部済ませた。

大学生のにぃたちは

今後のこと考えてくれていた。