嵐しょーせつ。
第8章 青空の下で
その日の夕方。
俺は先生から話があると
呼ばれた。
雅「先生。俺の病気は?」
先「うん。完治できる病気だ。再発の恐れもない、この手術受ければな。どうだ?」
雅「えっ。手術できるんならお願いします。」
先「お母さんはどうですか?」
母「治るならお願いします。」
先「わかりました。じゃ話を進めます。この手術には……。」
先生は説明して、
俺はじっくり聞いた。
血液検査の結果。
お母さんとお父さんと血液型一緒だけど、一致しなかった。
そしたら、思いもよらないことが。
先「両親が無理だった場合にそなえて。二宮和也さんにも血液検査してもらいました。そしたら一致したので。二宮和也さんに血液をもらうことになります。」
雅「えっ、和が。いつの間に。」
先「いいお友達ですね。二宮さん、相葉さんが助かるなら何でもしたいと言ってきましたよ。」
雅「嘘。本当ですか。あとでお礼言わなきゃ。手術お願いします。」
先「はい。もうすぐ高校に通えますよ!」
雅「はい!」