嵐しょーせつ。
第97章 sky
智said
あーあ。
暇だなぁ〜。
ぼーーーっとしていると
バタンッ…!
智「何?あの音…」
和「おっ!獲物が来たぞ。
今日も相葉雅紀をこらしめるか。」
潤「おう!」
智「そんなことして楽しいのか?」
翔「智もやってみたら?
結構ストレス発散にいいぜ???」
はぁ?相葉くんをおもちゃとして
遊ばないでよ。可哀想じゃん。
俺はそんなことに興味しめず、
相葉くんがヤられているときは
助けたい気持ちでたくさんだった。
だけど、あの時の俺はそれを見続けることしか
できなかったんだ。
ある日…
暇だから屋上へ向かった。
…あれ?誰かいる…
屋上のドアを少し開け
誰がいるのか確かめた。
そこには
「…生きなきゃ…」
生きなきゃ??
相葉くん。ここまで苦しめていたんだ。
ゴメンな。俺がもっと早く助けてあげれば
泣いてる相葉くんを目の当たりして
俺はある決意をした。
『必ず相葉雅紀を助ける』
絶対に助けてやるから。
そして、次の日も。
雅「…やめてください…」
相葉くんは弱々しい声を出して
だけど、どこか助けて欲しいって
いう思いがあるような気がした。
「ははっ笑いい顔。もっと見せて?」
和「おいこら!」
バコンッ…!
ボスッ…!
…あー!もう!
俺は走って相葉くんの前に立ち、
代わりに受けた。
潤「お前。何やってんだよ!」
智「…こんなのおかしいよ。
どうして相葉くんのこといじめる。
相葉くんだって俺らと同じ
人間なんだよ?俺…」
俺はこう言った。
智「…相葉くんの味方になる。」
雅「…え…」
相葉くんは驚いてた。
そりゃそうだよな。
翔「…おまっ!自分が言った言葉
ちゃんと意味が分かってる?」
智「…うん。相葉くん…行こ」
俺は相葉くんの手を引き、
教室を後にした。