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嵐しょーせつ。

第97章 sky


雅said

智「…相葉くんの味方になる。」

…え。

大野くん…

大野くんは俺のこと立たせて

手を引きその場を後にした。


そのまま屋上に向かった。

雅「…ねぇ智「…ゴメンな。」

え?

智「俺、いつも相葉くんのこと

知らないふりしちゃってゴメン…

だけど、おいら相葉くんのこと

絶対に守る。味方になるから。

あいつらともうつるむのもやめる。」

大野くんは確かにそういった。

『絶対に守る』
『味方になるから』

その言葉を信じた俺は

雅「…ありがとう…大野くん」

智「あー!もう、おいらのこと

下の名前で呼んで?友達なんだから。」

…友達????

そっか。俺、友達出来たんだ。

雅「…さ…とし…」

智「ふふっ笑雅紀。」

俺は智に抱きついて

雅「…智!さとし…泣」

智の胸で泣いた。

智は俺の頭をよしよしして、

智「大丈夫だから」

そう言ってくれた。


それからは智と一緒に行動することが

多くなった。ほぼ一緒にいる。

幸いクラスもあいつらの中で唯一

一緒のクラスで助かった。

智「ま〜さ〜き〜。」

雅「わぁ!なんだよ。」

智「これ見て!!美味そうじゃない?」

見せつけられたのはただのパン。

雅「相変わらずパン好きだね。智は」

智「ふふっ笑将来の夢はパン屋で働くこと笑」

雅「ふふっ笑立派な夢だね笑」

昼休み…

智と一緒に屋上で食べようと思い、

廊下を歩いていた。

智「お腹空いたー。」

雅「俺もー。」

今日は大好きな唐揚げが入ってるから

テンション上がるぅー!

鼻歌の気分でやっていたら

?「お前らちょっと来いよ。」

誰かに手を掴まれた。

智「ちょっとお前らやめろ。

また雅紀のこといじめるんだろ!」

そう。相手は

二宮くんたちだった。

和「いいから、来い!!」

無理やり引っ張られて、

屋上に向かった。


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