嵐しょーせつ。
第97章 sky
和said
雅紀と和解してから
すぐに部屋に入って泊まることになった。
5人で並んで寝ていたけど、
誰かの泣き声が聞こえた。
目を覚ました時、誰が泣いてたか
すぐにわかった。
和「…雅紀…泣いてんの?」
雅紀にそれを問い出すと
雅紀は首を横にふった。
だけど…言わなくても理由はわかった。
俺らは雅紀に辛い思いをさせた。
暴力ふるって、怪我させて。
きっとそれを思い出して泣いたんだ。
だから…
和「おいで?」
って言って抱きしめた。
そして
和「もう大丈夫だから。
俺らがお前を守るからな」
っと雅紀に言った。
すると笑って、
そのまんま俺らは眠ってしまった。
………
カシャッ…
…ん
…何?
?「あーあ、起きちゃった。」
?「もう少し2人の寝顔見てたかったな。」
最初は寝起きで顔がわからなくて、
だんだん意識がはっきりしてきた。
和「んだよ…」
犯人は潤と翔だった。
雅紀も起き出した。
雅「…ん…おはよぉ〜」
挨拶して、起き上がり、
智を起こし出した。
雅「…さ〜と〜し〜。」
雅紀?半分寝てないかい?笑
そのまんま寝ちゃうんじゃないの?
…ほら。
俺らの考えてたことが的中。
雅紀は智を起こしてる時
智がなかなか起きないから、
挙げ句の果て自分も寝てしまった。
俺らはその2人を放って、
下に降りた。
「あら、3人とも早いわね。笑雅紀は?」
雅紀の母ちゃんがご飯を作ってよそってくれた。
和「あー、一回起きたんですけど、
また寝ちゃって。智もです。」
「あらまぁあの子ったら。
寝起き悪い子でしょ?二度寝するのよ。
それで何回遅刻しそうになったのよね笑」
寝起き悪いのか。
なんか初めて知って嬉しい。
しばらくすると…2人も起きてきた。
雅「あれ?3人とも下にいたんだね。
探したよ。智と。母ちゃーん!
ご飯ちょーーだい!!」
「はいはい。」
和「お前ら遅すぎ!」
智「んーー!だって眠いんだもん。」
翔「はいはい。智はいつも眠いもんね。」
雅紀と智は席に着きご飯を食べ始めた。