嵐しょーせつ。
第98章 BeautifulDays
確かにこんなに声をあげて笑ったのって
いつぶり?笑
家でも笑わないし学校でも笑わない。
初めてに近いかも。
雅「…ぷっ笑ハハッ笑」
笑うとこんなにもお腹が痛くなるっけ?笑
智「ほらぁー!バカにされた!和也のせいだぞ!」
和「それはお前が喧嘩仕掛けてくるからだろ!」
まだ小学生並みの喧嘩をしていて、
笑いを堪えながらも笑い続けた。
和「まぁ雅紀が笑ってくれたからよかった」
その言葉で現実をみた。
確かに笑い過ぎた。
雅「…小学生並みの喧嘩だもん。」
岡「確かに笑お前らいつもこんなだもんね?
ほら、終礼だけ出ておいで?相葉もどうする?」
そっかもう終わりか。
雅「出て来ます。」
岡「わかった。担任の先生に連絡しておく。」
俺は立ち上がって二宮くんたちに手を差し伸べた。
和「サンキュ。」
大野くんはベットから出てくる気配を感じなかったから
和「手伝って。」
布団を剥ぎ取って、二宮くんは大野くんの頬をつねった
智「ヤダヤダヤダ!!!」
雅「ヤダじゃないよ。終礼始まるよ?」
智「おいら寝てる。」
そんなの二宮くんが許すはずもなくて
無理やり起こして保健室から出た。
二宮くんたちに
雅「ありがとう…」
和「いいんだよ…そんなこと。」
大野くんは俺の頭を撫でて、
智「放課後、教室にいて?翔と。迎えに来るから」
それだけ言い残しそれぞれ教室に戻った。
教室に入ると、
翔「…雅紀!?もう大丈夫なのか?」
雅「…うん。ありがとう…櫻井くん」
翔「いいよ。あっ!これ。」
櫻井くんの引き出しからノートが何冊か。
翔「…ノート取っておいたから。はい。」
雅「…ありがとう。」
中身を見ると見やすくて、
『テストここ出る!』
『ここ重要』
とか書いてあって、嬉しかった。
翔「雅紀?」
雅「あっ!本当にありがとう。」
終礼が始まるところで席に着いた。
終礼が終わり、帰りの準備していた。
智「雅紀ー翔ー。」
翔「おう!」
櫻井くんは俺に近づいて
翔「行くぞ〜。」
雅「え?あっうん…」
大野くんの他に松本くんもいて
潤「大丈夫か?」
雅「うん。ありがとう…」
みんなに迷惑かけたよね。
そういえばみんなジャージだ。
水をかけられたからだよね。