嵐しょーせつ。
第99章 叶わぬ恋だと思ってた。
雅said
にのちゃんが俺のこと好き…?!
突然の告白にビックリしてしまった俺。
にのちゃんとは高校の先輩後輩で
よく影から俺のこと見てるなって思ってた。
だから顔を知っていたから、
俺が働いている部署ににのちゃんが来て、
にのちゃんも俺のことを
よく知ってくれてるって思ってた。
そりゃ知っているよな。
俺のことずっと好きでいたんだから。
それに俺は気づかなかった。
俺の後輩だし、そういう目で見ていなかった。
だけど…今、にのちゃんに告白されて、
頭の中がモヤモヤした。
この気持ちなんだろ…
潤「…で、俺ん家に来たのか。」
雅「…うん。」
潤の家に押しかけていた。
雅「俺そういう目で見たことないから
この気持ちもわかんない。にのちゃんのことは
もちろん後輩として好きだけど、悲しい顔は
見たくない。…潤どうしたらいいかな??」
黙って聞いてくれた潤が
潤「雅紀。それが恋っていうものだよ。
ニノの悲しい顔を見たくないんだろ?
常に笑っていて欲しいんだろ?」
雅「…うん。」
潤「明日想いを伝えろ。」
雅「大丈夫かな…」
潤「大丈夫だって。お前のことをよく知ってる
俺が言うんだから笑な?頑張って伝えろよ。」
潤の言葉に背中を押された俺は
次の日…
雅「ニノちゃん。」
和「はい。」
雅「今日の夜空いてる?」
和「…空いてます。」
雅「じゃ開けておいて…」
ニノちゃんに今日は想いを伝えるんだ。
頑張れ!俺!!!!
和said
あれからどんだけ泣いたんだろ?
智に連絡して、しばらくすると
来てくれて、落ち着くまでずっといてくれた
智「よく頑張ったよ。えらい。」
和「相葉さんを困らせちゃった…」
智「でも、伝えてスッキリしただろ?」
和「…うん。」
俺はいつの間にか寝ていて、
朝起きると智がご飯を作ってくれていた。
そして、出社しパソコンに目を向けていると
雅「ニノちゃん。」
相葉さんに呼ばれて振り返った。
雅「今日の夜空いてる?」
突然誘われて答えると
雅「じゃ開けておいて…」
それだけ言って相葉さんは
カメラを持って外に出て行った。