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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


和「大丈夫かな…」

雅「大丈夫。俺ん家はみんな優しいから笑」

雅紀の性格から考えると優しい家庭で

育ってきた感じがするから安心できる。


あれから1週間。

たまたま休みができて、雅紀の家に行くことになった。

雅「やっぱ地元は遠いなぁ〜笑」

俺らは東京で働いていて、地元は千葉。

だから、2時間ぐらいかかる。

雅「寝てな?」

和「え〜。」

雅「和の寝顔で俺、運転頑張れちゃう!」

和「え〜雅紀と話していたい〜〜」

俺のワガママで結局起きて、雅紀と話をしていた。

雅「ほら、着いたよ?」

和「ここ?」

車の窓から覗くと、

綺麗なデッカいおうちだった。

和「…でっけぇー。」

雅「ふふっ笑ビックリしたでしょ?」

ビックリし過ぎて言葉失ったよ。

雅「俺は落ち着かないけどな笑」

雅紀は俺のドアを開けて、手を握ってくれた。

雅「いこ?」

和「…うん。」

雅紀は実家の鍵を持ち歩いているみたいで、

ガチャッと開けて

雅「ただいまぁー!」

大きな声で叫ばないと聞こえないの?ってぐらい

家の中は広かった。

「…はーい。あらぁ。雅紀おかえりなさい。

………えーっとどちら様?」

あっ!

和「二宮和也です!」

雅「俺の高校の時の後輩なの。」

「まぁまぁ。いらっしゃい笑上がって?」

雅紀のお母さんは綺麗な人で、

笑った時のわらいじわとか笑顔が似ていた。

和「後輩って…」

雅「まぁでも合ってるじゃん笑」

和「そうだけどさぁ〜」

俺は緊張のあまり下を向いてしまったけど、

彼は手を強く握り、

雅「大丈夫。俺に任せておけ?ね?」

雅紀は自信満々で言うから信じることにした。

「おぉー雅紀!」

雅「ただいまぁ父ちゃん」

「えーっと二宮さんだっけ?」

和「はい!よろしくお願いします。」

俺は頭を下げた。
「まぁ礼儀正しいこと。
雅紀も少しは見習ってほしいわ」

雅「すみませんねぇ〜」

出されたお菓子とお茶を飲みながら

雅紀のお父さんと話した。

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