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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


日曜日。

あれから雅紀の部屋に泊まって、

今日は俺の家に行く日。

「雅紀。迷惑掛けないよーにね。」

「和也くんよろしくね?」

和「はい!」

雅「じゃあね!また遊びに来るね。」

「バイバーイ」

弟のゆうすけくんも俺たちのこと認めてくれた。


雅紀の育ってきた家庭は本当に素晴らしいよ。

父ちゃん、母ちゃん。ありがとう。

雅「和の家こっちであってる?」

和「うん。あそこの信号右。」

雅「りょーかい!」

それからまもなく、俺の家に到着した。

雅「案外近かったんだな。俺たち笑」

和「そうだね笑」

俺は家のインターホンを鳴らした。

「はーい。」

ガチャっ

「…まぁ!和くん!おかえりなさい。」

和「ただいまぁ母さん。」

「…もしかして…前に言ってた相葉さん?」

和「そうそう。彼、相葉雅紀。」

俺は付き合い始めて、すぐに伝えていた。

「まぁ!やっと逢えたわー。上がって?」

雅「お邪魔します!笑」

雅紀は笑顔で俺の家に上がった。

雅「なんで俺の名前?」

和「あー。付き合い始めた時すぐに伝えていたんだ

だから、母さんは俺たちの関係知ってる。」

雅「そうなの!?なんで教えてくれなかったの?」

そりゃそうなるよね。

ゴメン。

和「まぁまぁ。母さん!父さんは?」

「あの人は今日も料理教室の方に顔出してるわ」

和「そっか…父さんは俺らの関係知ってる?」

「あの人も1度会ってみたいと言ってたわ。

認めてくれるわ。絶対。私が見た時あんた

いい人見つけたわね笑」

いい人なんて笑

「相葉さん。旦那は料理教室の方から

すぐ戻ってくると思うからゆっくりしててね?」

雅「はい!」

母さんは俺の部屋にお茶とか用意して

寛いでいた。

雅「ねぇ。」

和「何?」

雅「和のお父さんって何やってんの?」

和「あれ?言ってなかったっけ?

料理教室の先生。日本料理の先生やってる。」

それを聞いた雅紀はビックリしてた。

雅「あー、だから魚のさばきがうまいんだ笑」

まぁ、あれは鍛えられたから。

あれぐらいは知っておけと笑

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