テキストサイズ

嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜



それから約1ヶ月。


俺たちは新しい生活が始まった。


もっと広いところに引っ越した。

マンションで。


家具も2人のやつを厳選したり、

新しく買い直したりして、ある程度の生活が

できるようになった。


和「…んぅ…」

目を覚ますとほら、

愛おしい彼の寝顔が見れる。


今まで泊まって行ったときは見れたけど、

毎日見れるなんて幸せだよ。

和「ま〜さ〜き〜。起きて♡」

雅「…んー。まだ…ねてる。」

雅紀は一回目を覚めたがまた眠りについた。


ふんっ!雅紀なんて知らないもん!

おれ、どんだけ寂しいかわかってない!


俺は、朝食の準備をしようとして

ベットから降りるはずだったんだけど…

雅「…ダ…メ…かーず。」

彼は俺のことを抱きしめて俺は出れない状態に

和「…起きてくれる?」

雅「…ん。わかった。」

和「えらいえらい笑」

頭を優しく撫でると、彼は暖かい笑みを浮かべた

2人で手を繋いで起き出し、

朝食の準備に取り掛かった。

雅「和!卵焼きこんなに上手く焼けた笑」

和「おぉ!上手いじゃーん笑」

褒めると彼は嬉しそうな顔をした。

可愛い。

朝食を作り終え、机に並べて、席に着いた。

雅「いっただきまーす!」

和「はい。いただいて。」

雅紀は美味しそうに食べるからついつい
見惚れてしまう。笑

雅「食べないの?」

和「ん?食べるよ。」

ご飯食べ終わり、会社行く準備をした。

雅「あっ。和。」

ネクタイを結んでた俺に、あるものを渡してきた

和「…これ…」

俺はおもわずビックリした。

だって…だって…

雅「ふふっ笑婚姻届。」

夫の場所に雅紀の名前が書いてある。

しかも証人には翔ちゃんと潤くんの名前が…

あと家族の名前。

でも…

和「これ書いてどうするの?」

雅「ん?正式には出せないけど、

これで俺らは夫婦になれる証明はできる」

嫌ならいいよって雅紀は言うけど。


嫌なわけない!

むしろ、

和「ありがとう!雅紀。」

感謝しかないよ。男の俺に、プロポーズして

夫婦になってくれるんだから。

雅「かーず。泣くなよ。仕事行かないと

怒られるよ?これは夜書こうね?」

ありがとう。雅紀。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ