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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


雅「ふふっ笑ハハッ笑」

和「何だよ!」

雅紀は大笑いしてた。

それを見て俺はムスッとした。

雅「ごめんごめん笑だけど、離れていかないよ?

和は俺のものなんだから。」

和「…本当?」

雅「うん。確かに伊野尾に告白された。

だけど…ズバッと言ってやった。

俺には大切にしたい人がいるって笑」

彼は笑って俺の頭を撫でてくれた。

雅「伊野尾にもわかってくれたよ?

なんか薄々気づいていたみたいよ?俺らの関係」

和「そうなの!?」

何だよあいつ。

雅「和?」

和「んー?」

雅「忘れないでね?

俺たちは夫婦。絶対に離れないから。」

そうだ。夫婦なんだ俺たち。

和「うん。ごめんね?雅紀…」

雅「いいの。それより、和の体調に

気づかなかったことが悔しい。ごめんね?」

和「んん。伊野尾のことで考えすぎちゃったの」

雅紀のせいじゃないよ。

雅「念のため俺も明日は休めって。

有給扱いになるけど、ゆっくり休めって」

編集長…ありがとう。

雅「明日はゆっくりしようね?」

和「うん。…雅紀」

雅「ん?」

和「…お腹すいた…」

雅「ふふっ笑ご飯にしよーか」

雅紀は俺のことお姫様だっこして、
リビングにそのまま連れてかれた…

ソファーに俺をゆっくり下ろし、

雅「和はゆっくりしてな?

俺ご飯作るから。何がいい????」

和「何でもいいよ。ありがとう」

雅紀は俺の頬にチュッとキスをして、

キッチンに向かった…


優しいな。彼は。
本当に優しい。


ボーッとしてると…

雅「和ー?ご飯だよ!!」

雅紀に呼ばれてダイニングテーブルに向かい

和「わぁ!ハンバーグだ!!」

俺の大好物だよ。

雅「ふふっ笑喜んでもらえたかな?」

和「うん!もう食べていい?」

俺は席に着き、ご飯を食べ始めた。

和「うっうまい!!」

雅「よかったぁー。…あっ和」

彼の手が俺の口元に当たり、

雅「ソース。口についてたよ?」

そのソースを舐める仕草は恥ずかしかった。

雅「ん!美味しいね笑」

自分で作って美味しいって笑

俺らはゆっくりご飯を食べた。


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