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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


雅「おはよぉ〜」

和「んー。おはよ。」

今日は有給扱いだ。

和「ご飯作るね?」

雅「…ありがとぉ」

彼はまだ眠たそうで、かわいそうだったから

そのまま寝かせておいた。


ご飯作り終え、再び雅紀のことを起こしに行った

和「ま〜さ〜き?」

ドアを開けるとまだスヤスヤと眠っていた。

だから肩を揺らして起こそうとしたら

ギュッ
和「わぁ!」

彼は俺のことを抱きしめ動かなかった。

和「雅紀?」

雅「…んー…か…ず。」

和「ご飯できたから食べよ?」

雅「…和。起こして?」

っていやいや!
俺のことを抱きしめてるのはどこのどいつだ!

和「ほら、雅紀。手を貸して?」

雅紀は素直に起きて、リビングまで手を繋いだ

和「待ってて。ご飯よそうから」

おれは、2人分のご飯を机に並べ

「「いっただきまーす!」」

2人で同時に食べ始めた。

雅「和。今日どうする?」

ノープラン。

ゲーム?映画?

和「…ねぇ、映画観たい。」

雅「ふふっ笑いいよ?」

あとでビデオ屋とコンビニ寄ろうね?って
雅紀と約束した。


ご飯食べ終え、片付けをして、

和「雅紀〜?」

雅「はぁーい。」

雅紀は寝室からおれのジャケットとマフラーを

持ってきて…

雅「ちゃんと暖かくしないとね?」

マフラーを巻いてくれた。

外へ出て、玄関の鍵を閉めると

雅紀の方から手が伸びてきて、すぐに手を繋いだ

和「寒〜い。」

雅「そうだもんな。12月だもん。」

そっか。もうすぐ雅紀の誕生日だな。


毎年一緒にお祝いしてきたから今年も。


そんなこと考えているとビデオ屋に到着した。

雅「何観る?」

和「んー。あれがみたい!」

去年か一昨年にヒットした映画。

雅「あーこれね笑仕事が忙しくて
観に行けなかったやつね笑これだけでいい?」

あと数本借りて、コンビニ寄り、

お酒やらお菓子やら買って家に帰った。

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