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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


雅「意外と和は後輩にとっていい先輩なんだよ?

伊野尾もだし。」

そうなの?

そんなこと気にしてなかった…


慧「ふふっ笑憧れなんです。二宮さんは」

伊野尾もそう言ってるからこっちまで

嬉しくなるよ。

雅「俺も和と伊野尾のいい先輩で居られるように

頑張らないとね?笑よし、やろう!」

雅紀は俺にとっていい先輩だよ?

先輩でもあり、恋人でもあり、

俺の旦那さんなんだから…


打ち合わせをして、定時になった。

雅「よし、今日はここまで!お疲れ様。」

和「んー!疲れたぁ〜」

慧「ふふっ笑じゃ、僕失礼しますね?」

伊野尾は颯爽と俺らの前からいなくなり、

会議室は2人っきりに。

雅「俺らのこと気遣ってくれたんだね。きっと笑」

和「そうかな?笑」

帰る準備してたら、ケータイが鳴った。

和「ん?あっ智からだ。」

それは一通のメール。

雅「ん?どうしたの?」

内容は…

俺ら2人は衝撃を受けた。

雅「…うっそ…」

和「…翔ちゃん…」

翔ちゃんが仕事中に誰かに包丁で刺されたみたい

…なんで…?恨まれるやつじゃない…

雅「和!今すぐ病院行くよ?!」

雅紀は俺の手を取り、走り出した。

雅紀の車に乗り、すぐ病院へと向かった。


病院に着くと…

手術室の明かりがついていて、

その目の前のベンチに潤くんと智の姿。

あと…?

雅「…おばさん。おじさん。」

「…あーあらっ。雅紀くん。」

雅「…あっ、この子は二宮和也。俺らの後輩です」

「おぉ、そっか。ありがとう。来てくれて…」

翔ちゃんの両親は泣いていた。

そりゃそうだよ。被害に遭ったんだから…

潤「…俺がちゃんと見てなかったから」

潤くんと翔ちゃんは同じ職業で同じ場所に勤めてる

雅「潤のせいじゃないよ?…ね?落ち着いて。」

潤「…うぅ泣…雅紀。」

雅紀は潤くんの隣に座って、潤くんは

雅紀の胸の中に顔を埋めていた。


今日は許してやるか…非常事態だし、

幼馴染だもんね…

智「…潤くんも相葉ちゃんたちに連絡するのが

難しかったから、おいらが連絡したんだ。」

和「…そっか…潤くんも辛いよね…」

そうだよね…翔ちゃんのこと助けて…

俺らの大切な仲間だから…

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