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嵐しょーせつ。

第100章 叶わぬ恋だと思ってた。〜番外編〜


和「はぁー、とにかく翔ちゃんが
目を覚ましてくれて本当によかったよ。」

翔「和、雅紀、潤、智。

本当にありがとう。迷惑かけてごめんね?」

翔ちゃんは俺たちに頭を下げて謝った。

雅「もういいから。

それよりさ…何でこのこと俺に伝えて

くれなかったの?2人だけで抱え込まないでよ…」

雅紀は幼馴染の2人が苦しんでることを

わかっていなかったし、理由を聞きたがっていた…

翔「ごめん。雅紀。お前を巻き込みたくなかったの

これは俺が勝手にしてやったこと。潤も悪くない」

潤「…そんな。元々俺が悪いんだよ?」

翔「ふふっ笑俺たちは何事にも支えていかなきゃ

いけないんだよ?雅紀まで迷惑かけられないよ」

翔ちゃん…泣

翔「雅紀は今幸せなんだよ?和がいるから。

そんな幸せにこんなことでぶち壊したくないよ」

そんなことまで思ってたの?

雅紀を見るとみるみる涙が出てきたと思えば、

バンッ…!!

和「…雅紀!?」

雅紀は翔ちゃんの頬を叩いた。

雅「…んだよ。俺だけにはそんなことで

巻き込みたくないって?カッコつけてるつもりかよ

翔?俺は和との幸せは翔たちがいるから

成り立ってるんだよ?和たちはお前のこと潤も

尊敬できる兄貴の存在なんだよ?そんな兄貴が

苦しんでるのに、いてもたってもいられない。

俺だってそう。幼馴染なんだから。ずっと…」

雅紀は俺たちのこともちゃんと話した。

翔ちゃんの目には涙。

翔「…ごめ…」

雅紀は翔ちゃんを思いっきり抱きしめた。

雅「…俺も叩いてごめん…

あまりにも悔しかったから。もっと頼ってよ…」

翔「…うん泣…雅紀〜泣」

翔ちゃんは声を上げて泣いた。

和「…翔ちゃん。」

翔ちゃんに言った。

和「俺たちも全然構わないから。

もっと頼って?後輩が役に立つかどうか

わからないけど、翔ちゃんのこと支えることは

できる。潤くんも。もっと頼って。」

智「相葉ちゃんもいいこと言ったね。」

雅「たまには俺もいいこと言いますぅ〜」

雅紀のこの一言で笑いが戻った。

さっきまで泣いてた翔ちゃんも笑っていた。

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