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嵐しょーせつ。

第105章 大切なもの


翌日の朝…

潤が学校に雅紀の事を話してくれて、

俺らは暫くお休みしなさいと学校側から言われた

そして…

雅「………」

和「…雅紀?」

雅「…か…ず…」

和「雅紀!雅紀!!」

雅紀は目を覚ました。

それから、ものすごい早さで体力は復活して、

退院した…

俺は償いとして雅紀の隣にずっといた。

雅「和…俺のそばなんかいないで学校に行きなよ。」

俺はずっと学校を休んでいた。

雅「…だけど、行きたくても行けないよな。」

和「…ごめんね…俺のせいで…」

雅「だーかーら!お前のせいじゃないよ。」

雅紀は俺の頭をグシャグシャと撫でた。

気づいたら俺らは寝てしまい、

起きたら夕方になっていた。

和「ん。雅紀?」

雅「…ん…ありゃ…夕方じゃん」

もうそろそろ夕飯か…

俺は帰ることにした。

和「…俺、帰るね?とりあえずお前も下にいこ?」

俺は雅紀を支えながら階段を下り、

和「雅紀、大丈夫?」

雅「うん。なんとか。」

俺は雅紀をリビングに運び、帰ろうとして
立ち上がったら…

翔「よっ!」

智「おはよぉ〜」

潤「もう少ししたらご飯できるから。」

3人がなぜかエプロンつけて、ご飯の支度をしていた。

「3人が手伝ってくれてね笑和くんも食べて行きなさい

おばさんがお家に電話しておくから。」

そして、5人でたらふく食べた。

それから、3週間後…

雅紀はなんとか学校に行けるようになり、
俺も学校に行くことにした。

雅「絶対田中を捕まえてみせる。」

和「ごめんね?」

雅「…はぁー…和?何回も言ってるけど
お前のせいじゃないからな?大丈夫だから」

学校に着くと、先生に今までのことを話した。
もちろん、幼馴染の4人もそばにいてくれた。

そして、田中を呼び出し、先生が質問を
問い詰めると…田中は…

「俺がやりました。」

そう吐き、やがて、田中は警察にお世話になった

それから俺らは楽しい学校生活を送り、

無事雅紀と同じ大学合格した。

なのに…12年後またあの事件が起こるなんて、、、

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