嵐しょーせつ。
第107章 お互い様。
雅「ちょっと!2人とも!!」
和「…その状態でやるつもり?」
ニノは呆れを通り越して怒っていた。
和「…まーくんは、体調崩しやすいんだから」
久しぶりにその呼び名で言われると…
雅「…ごめん。だけど…仕事に穴を開けるのは」
潤「…大丈夫だって。それより、
相葉くんの体調が心配だからさ…ほら行こ?」
雅「…ごめん。」
もう今日は帰ることになり、駐車場に向かって、
和「ちょっと車出してくる。」
ニノの車で来てくれたのか車の方に消えた。
しばらくするとニノの車が俺の前でとまって、
車に乗り込んだ。
和「…いくよ。」
車はゆっくりと動き出し、俺の家の方に走り始めた
車の中では俺らの曲が流れていて、
子守唄のように眠りについてしまった。
?「…くん…あい…くん。相葉くん?」
次に目が覚めた時は俺のマンションだった。
俺が載っている席のドアが開いて、
ニノは俺を抱き抱えた。
雅「えっ?ちょっと下ろして!重いから。」
和「黙れ。おとなしくしてろ。」
ニノは何食わぬ顔で俺の部屋へ。
玄関からそのまま寝室へ連れてかれて…
和「…ほら、寝てろ。潤くん。」
潤「ん?」
和「おかゆ作ってあげて?」
潤「おう!相葉くん勝手に食材使うね?」
俺は頷くだけの返事したら松潤は台所へ消えた。
ニノは俺の着替えを手伝ってくれて…
和「…大丈夫か?」
ニノは俺のそばで見てくれていた。
雅「…ゲームするなら、勝手に出して構わないから。」
和「いい。」
それから、しばらくすると…
ピンポーン。
潤「はーい。」
松潤が出てくれたみたい。
潤「おー!遅かったじゃん!」
?「わりぃ。仕事が長引いてさ…」
?「相葉ちゃんの様子は?」
この声ってまさか…?!
ゆっくりと寝室の扉が開いて、
翔「…雅紀?」
雅「翔ちゃん。」
翔「大丈夫か?」
雅「うん。大丈夫。リーダーも来てくれたの?」
智「おうよ。メンバーが体調崩したんだから、」
雅「そっか…ありがとう。」
それからは、
松潤が作ってくれたおかゆを食べて眠りについた。