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嵐しょーせつ。

第110章 …


カチャッ…バンっ…!

翔「和也!大丈夫だったか??」

智「雅紀!」

雅「うぅ泣さとしー泣」

和「翔…潤泣」

俺らは3人の胸の中で泣いてしまった。

翔「寒かったな。」

潤「ごめんな?気づいてやれなくて…」

雅「ううん。3人とも忙しくしてたんだから。」

智「山ちゃんと伊野尾ちゃんが教えてくれたんだ。」

え?

慧「相葉先輩が戻ってこないから。」

涼「まさかっと思って…」

後輩の前で泣くのはよくないけど…

今は…

雅「ごめんな?本当にありがとう…」

慧「いえ!先輩のこと閉じ込めたやつら
俺らが許しませんから!絶対見つけ出すぞぉ笑」

雅「ふふっ笑ありがとう。」

いい後輩を持った。

涼「確実に有岡、岡本、知念、伊野尾、俺は
一緒にいたので、何もしてないです。」

和「そっか…誰が…クッシュンっ…」

そうだった。和也、風邪ひいたんだった。

雅「行こ?」

和也を抱えて、部署へ戻った。

部署は温かくて…

智「ほら、コーヒー。温まりな。」

俺らは毛布に包んで座っていた。

雅「俺より和也温めてあげて…

こう見えても和也は体弱いからさ…」

幼稚園の時からそうだったから。

今も変わらない。

智「わっわかった!」

雅「伊野尾ちゃん。」

慧「はい。」

雅「コンビニ行ってさ、温まるもの買ってきて」

俺はサイフを渡し、

雅「伊野尾ちゃんたちも好きなやつ買っていいから」

慧「え!?いいんですか?」

雅「うん、だから早く行ってきて…」

俺も頭が痛くて、風邪ひいたかもしれない。

伊野尾ちゃんは山ちゃんと一緒にコンビニへ。

雅「…智…」

智「ん?」

雅「俺の薬持ってる?」

智「あっ、うん。」

俺は何かあると行けないから
小学校の頃から智に薬を持ってもらっていた

智「はい、どうぞ。」

水と薬を渡されて飲んだ。

和「…我慢すんなよ。」

雅「…え?」

翔「和也よりどっちかというと雅紀が大変だろ」

潤「お前、横になれ。」

俺はソファーに横になって眠りについた。


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