嵐しょーせつ。
第111章 嫌いなあいつ
入学式から1週間。
あれから何も起こってなくて、噂も
あっという間に消えていった。
智「雅紀!パン買いにいこ!」
雅「おう、潤先に屋上行ってて?」
潤「ん、了解!」
俺らは運が良く同じクラスで、
いつも3人でいた。
あの噂もクラスの子たちは俺のこと励ませれて
女子たちも俺のこと全力で守ってくれた。
「相葉くん、もう大丈夫?」
「何かあったら言ってね?」
雅「うん、ありがとう。」
優しいな。
本当にありがとう。
パンを買って、屋上へ向かう途中。
隣の棟に繋がっている廊下を歩いていると、、
バッシャーン…!
智「え!?大丈夫?」
上から大量の水をかけられてしまった。
するとそこから笑い声が聞こえて、
?「お前が和也の彼女をとったからいけないんだ!」
?「本当に、最悪なことしてくれたな!」
犯人は、二宮くんと櫻井くん。
翔「いい加減にしろよ。」
和「翔行こうぜ!」
翔「おう。」
なんだよ…このままかよ。
雅「…って。待て!!!」
俺は大声を出し、あいつらを止めた。
和「…んだよ。」
雅「今日の放課後屋上に来て。」
決着をつけるんだ。
智「え!?雅紀?!」
雅「必ず来いよ。…行こ?智」
俺は濡れたまま、屋上へ向かった。
雅「潤!!」
潤「おー…!?ってかどうした!?」
濡れていた俺にビックリした潤。
雅「あー、うん。ハックション…」
潤「おいおい濡れたままだと風邪ひくよ?
雅紀は体が弱いんだから、気をつけろ。」
潤が部活で着ているジャージを貸してくれ、
全て話した。
潤「んだよ。あいつら。」
智「雅紀何もしてないのになぁ」
潤「本当だよ。で、今日決着をつけるって?」
雅「うん。このままだと嫌だから。」
俺の性格を知ってる2人はため息をついたけど、
すぐに、
潤「…わかった。そこに俺も行く、、」
智「おいらも。」
2人は俺に協力してくれた。ありがとう。