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嵐しょーせつ。

第113章 自信持って!相葉くん!


とりあえず、2人でお風呂入って、

冷え切った体を温めるように洗いあって笑

俺は泊まるつもりなかったけど、

よく相葉くんの家に泊まるから洋服は置いてある。


それを着て、ビールを取り出した。

和「ほら、雅紀。」

雅「ありがとう。」

お酒を一口飲むと、相葉くんは全部話してくれた。

雅「…イジメがあったの。

スタッフの嫌がらせ?っていうのかな…

ここ2年ぐらい嫌がらせが続いててさ。

最初の1年半は気にしてなかった。最近、

気にすることないって言い聞かせてたんだけど

やっぱり無理でもう毎日泣いていたんだ。」

そうだったのか。

確かに気にしてる様子もなかったな…

俺らでも分かりにくいんだもん。

和「それで、1人で抱え込んじゃったんだ。」

雅「うん。ゴメンね。迷惑かけて…」

和「バカ!迷惑なんてかけていないよ?

むしろもっと頼って欲しかった。

年下の俺が言うのもアレだけど、

もっともっと頼って?お前には4人の仲間が

いるだろ?翔くんだって、話し相手になるし、

潤くんだって、一番よくわかってくれるだろ?

リーダーは答え求めてなくてもちゃんと聞いてくれる」

相葉くんは黙って俺の話を聞いてくれた

和「俺もそうだよ?あの中で一番一緒にいるじゃん。

辛いことも一緒に乗り越えてきたじゃん?

俺だって辛いことあった時、雅紀が助けて

くれたじゃん。今度は俺の番。助けたい。お前を」

雅「…ありがとう。
ニノは俺の中の唯一の心友なんだ。

嫌かもしれないけどそれはずーっと変わらない

もっと頼ればよかった。ゴメンね。でも…」

でも?

雅「ありがとう。」

相葉くんはいつもの笑顔に戻っていた。

あの作り笑いじゃない。

あの笑顔…

雅「…よーし!メンバー呼んで飲もう!」

俺は笑って頷くと、雅紀はメンバー3人に

連絡した。しかも楽しそうに。

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