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嵐しょーせつ。

第115章 時間を取り戻せ!



ある日の夜。

和「雅紀!おい!大丈夫か?」

俺は何ヶ月ぶりに高熱を出した。


いつもは病院に行かなくても大丈夫だったんだけど…

今日ばかりは…

和「どうしよ。病院行くしかないな。」

和也はちょっと待ってろと部屋を出た。

はやく戻ってきて…


和said

あれから、3年。
俺たち双子は高校三年生になっていた。


あの日からにぃたちは雅紀のことを
悪者扱いにして、とにかくひどいことしてきた


だから、今日も高熱が出て、なんとかしようと

頼らずに過ごしてきたけど…

今日は今までより辛そうで…


俺は、

トントンっ…

?「はい。」

和「…翔にぃ。俺、和也だけど。」

翔「入れよ。」

俺は、部屋に入った。

和「あのさ…頼みたいことがあるんだ。」

翔「なに?」

和「翔にぃ、車の免許持ってるよね?」

翔「おう。」

和「…病院まで、連れて行ってくれませんか…?」

俺は意を決して言った。

翔にぃはビックリしていた。

翔「なんで?病院?」

和「雅紀が…高熱出して。」

すると翔にぃは

翔「なんで、あいつに力貸さなきゃいけないんだ?

あいつのせいで俺らの親は死んだ。

和也も分かってるんだろ?だから…和「本当!何も分かってない!
雅紀は、にぃちゃんたちに言われて、
自分を追い込む癖ができちゃった。

翔にぃたちのせいなんだよ!父ちゃん母ちゃんの
せいじゃない!翔にぃたちのせいなんだよ!!」

俺は翔にぃに思いをぶちまけた。

そして…

翔「おっおい!和也??」

翔にぃの前で土下座をした。

和「お願いだから。雅紀を助けて…

家族をこれ以上失くしたくない。

翔にぃも智にぃも潤も同じ気持ちだろ?」

俺は頭を下げた。

翔にぃはため息をついて、

翔「…暖かい格好して、雅紀にも。

俺も後から行くから。」

え?

和「あっありがとう!!翔にぃ!!」

翔にぃは車を出してくれた、、

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