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嵐しょーせつ。

第122章 ファミリーゲーム


和「ねぇ、昨日さ俺のこと相葉くんのお母さんと似てるって言ったよね?」

雅「あっうん。」

和「お母さんってどんな感じ?俺、生まれてすぐに離婚しちゃって父子家庭で育ったからさ。」

雅「そうなんだね。母さんは、いつも笑顔を絶やさなくて、俺にいつも優しくしてくれて。時には厳しいけど、このキャンプにも参加させてくれた優しい母さん。」

和「へぇ〜いいなぁ〜」

雅「お父さんってどんな感じ?俺もね、物心ついた時には父さんいなかったの。母子家庭で育ったの。」

和「俺の父さんもね、優しくてね。俺、中々友達が出来なくて相談したの。ちゃんと答えてくれるんだ。殴られたこともないよ。」

雅「へぇ〜」

和「でも俺、お母さんに会いたい。」

雅「俺もお父さんに会いたい。」

、、、、?

雅「ねぇ。」

和「んー?」

雅「ちょっと来て。」

俺は二宮くんと一緒に部屋に戻り、

雅「ねぇ、もしかしてさ。」

和「、、!?もしかして、その写真。

真ん中で破れてる??」

雅「うん。」

和「ちょっと待ってて。」

俺は部屋を出て待っていた。

和「はぁーはぁー。これ、、、」

二宮くんの持ってたやつも真ん中で破れていた。

和「これ、俺の母さんの写真。」

雅「これは父さんの写真。」

和「せーのでみせよう。」

雅「うん、せーーーっの!」

見せ合い、写真を引っ付けた。

和「俺の父さんだ。」

雅「俺の母さんだ。」

和「ってことは、、、」

雅「俺たち兄弟?双子?」

誕生日とか偶然だと思ってたけど、、、、

雅「うそ。俺、一人っ子だと思ってた。」

和「俺も。」

なんだか泣けてきちゃって。

雅「嬉しいよぉ〜泣」

和「俺も。、、、雅紀。」

雅「和也〜泣」

和「雅紀〜泣」

俺ら抱き合い泣いていた。

翔「えーーっと?」

潤「なんで泣いてんの?」

智「どうしたの??」

3人が起きたみたいで、俺らは離れた。

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