君のそばに
第7章 不器用な愛
さっき、嫌いじゃないって言ったのに。
キヨ 「 その傷ついた表情、凄く好き、もっともっと傷つけたくなる 」
フジ「 気が済むまで、傷付けてもらって構わないよ 」
それで、気が済むなら。
キヨ 「 知ってる 」
さっきとは裏腹に、無邪気な表情で笑う。
嫌わないでいてくれるなら、俺は何されてもそれは愛情として受け取ることにしてる。
俺が勝手に愛情と思っているだけだ。
きっと、キヨにとって俺は性欲処理の道具、都合のいいサンドバックぐらいにか思ってないだろう。
思わせぶりな態度、嫉妬は、俺がキヨのことを好いてるってことを知ってるからからかってるに違いない。
でも、そんなキヨが好き。
きっと誰かにこのことを言ったら、やめとけ、と一括されることだろう。
キヨ 「 おい、フジご飯の時間だぞ 」
フジ「 はい... 」
そう言ってキヨは自分のを俺の目の前に突き出し、頭を掴んで口の中に無理やり入れこんできた。
フジ「 んぅ...んっ、はぁ... 」
キヨ 「 そうそう、いい子だ 」
そう言ってキヨは俺の頭を優しく撫でる。
この瞬間が一番好きだ、なんたってキヨの手、息、声が優しくなるから...。
キヨ 「 あッ...はぁ、イく... 」
キヨは俺の口の中ニ白濁を流し込んだ。
キヨの味がする。美味しい。
キヨ 「 残さず飲めよ?一滴もこぼすな 」
俺は言われたとおりに全て飲み込んだ。