君のそばに
第7章 不器用な愛
キヨ 「 とっとこ、脱げよ 」
キヨは腕を組んで、しゃがみこんだ。
フジ「 ...ぅ、や..だ、こんなの... 」
嫌なのに。
嫌なのに..、どうしても逆らうことができない...ッ。
いっそ、このままたくさん傷付けてもらって嫌いになろうか。
そのほうが、絶対にいい。
俺はその覚悟を決めて、ズボンを脱いだ。
キヨ 「 こんな事されてんのに、お前のめちゃ元気だな、この変態 」
フジ「 ...ッ// 」
キヨ 「 もう、出そうなんじゃねーの? 」
キヨが俺のを触る...。
やばい、そう考えただけでイきそう。
キヨ 「 あーあ、汁出てきてんね。濡れてるよ?パンツもぬいじゃおっか? 」
にやぁっと笑って俺の腰を触り、パンツをずり下げる。
フジ「 いやぁ...ッ、やだやだ// 見ないで... 」
キヨ 「 ふーん、じゃあ見ない 」
意地悪ッ!!
なんでそうなるんだよぉぉ、ほんとにどっか向いてるし...、あぁもう。
フジ「 み、見てください...ッ 」
キヨ 「 ...よく、言えました 」
ぽんぽんっと、俺の頭を撫でる。
ああ、もう...、このギャップが...。
キヨ 「 お前、俺がいなくなったら嫌だろ? 」
キヨが俺のを握って上下に動かしながら言う。
キヨ 「 俺がこーすけとヒラに蔑まれたり、殴られたりされるのも嫌だろ? 」
嫌に決まってる。
でもなんで嫌なのか分からない。
フジ「 い、嫌だよ...ッ 」
キヨ 「 だろ? 」
上下に動かす速度が早くなる。
フジ「 ...ッ//キ、キヨ..!!や、きもちぃ...はぁ...んッ 」
キヨ 「 俺がお前と離れたら、殴ったり蹴られたり傷付かなくて済むんだぜ? 」
キヨが俺のをしごくのをぴたりと止める。
フジ「 ん...、と、止めないでよ...// 」
俺は目の前の快感に意識を朦朧としながらいた。
それは気持ちがいいからだけではなく。
キヨに触られてる、という嬉しさもあったからだ。
キヨ 「 ホントはいじめられて嬉しいんだろ?ま、俺にいじめられるからだろうけど。俺に恥ずかしい姿見られて嬉しいだろ?触られて嬉しいだろ? 」
キヨ 「 この変態 」
同士にキヨが俺のを爪で引っ掻いて、俺はイってしまった。