
センシティブ♥ボーイ
第21章 好きだってば
なんか……トリマーになったみてえ…
「んー…」
気持ちがいいのか、佐藤の口元が緩んでいる。
湯船から出すと、身体を拭いてドライヤーで髪の毛を乾かした。
「可愛い顔してんじゃねーよ」
下着は…ないからそのまま。
佐藤にはでかすぎる俺のTシャツを着せると、ロングスカートみたいになった。
「これ…ズボンいらねーな…」
Tシャツの隙間からは白くて綺麗な脚が伸びている。
「んん…っ」
堪らずすーっと指先でなでると、佐藤はびくりと反応して、フっと目が開いた。
「…ん…」
「佐藤?起きた?体調平気か?」
まだ寝ぼけているのか、俺に手を伸ばしてくる。
その手を絡め取って、ギューッと握ると、佐藤はニンマリと笑った。
か、可愛い。。
不意打ちの可愛さにアソコが反応しそうになる。
思わず身を乗り出して、唇をくっつけると、佐藤の瞳がバチッと開いた。
「う、うわああああああっ」
