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『……ん……』





やばいやばいやばいやばい




これ以上はなんか見たらいけない気がして、唇が合わさる瞬間覗くのをやめた。



『…ん…っ…は……んぅ』




サトゥーの甘い声が漏れ出して、あたりに響いている。

キスはだんだん深くなっているみたいで、ぴちゃぴちゃとした水音が大きくなってきた。


俺の長所は好奇心旺盛……


誘惑には勝てず、俺は手を目に当てながらも、その指の隙間からちらりと覗く。



う、わあ…




マサはサトゥーを抱き込んで深く唇を合わせ、サトゥーはそれに一生懸命ついていこうとしてるのか、合間合間で息継ぎをして応えている。



『ん……はぁ…っはあ…』


サトゥーの身体がブルリと震えたところで、マサがパッと離れてサトゥーの濡れた唇を指で拭った。


サトゥーはなんだか不満げだ。



『おしまい』

『や…やだ……もっと……』



も、もっと…！！

今のはやべーな。
あれが真由美だったら確実に勃ってた。

一瞬にして。



サトゥーの破壊力に感動する。



マサが可愛いと夢中になっている理由も分かる気がする。

真由美よりっていうのは引っかかるけどな。