
センシティブ♥ボーイ
第31章 一人はダメ
「あいつのアレ、見てなかったのかよ」
「あ、あれ…?」
「チンコ」
「ち、ちん…っ」
「………思いっきり…勃起してたろーが…」
「え……」
ガーーーーーン
鈴木くんは何とも言えない顔をして、ため息をついた。
あのふーふー言ってたのは…そ、そういう意味で興奮してたから……なの?
「病気…じゃないの…?」
「ある意味病気かもな」
「だ、だって…僕…タオルあげただけ…で…」
ショックを隠せない僕に鈴木くんはポンポンと頭を撫でると、僕の手を引いた。
「あ……っ」
「学校じゃ…出来ねーだろ?
人多いときも無理だし…」
きゅーっと手を握ってくれて、それと同時に心臓がきゅっと掴まれたように反応した。
その感覚に身震いをするけど、まだ、まだだよって自分のアソコに言い聞かせておさめる。
