
センシティブ♥ボーイ
第6章 キスしたらさあ
俺だけが知ってるこいつの感じる場所。
……今のところ、だけど。
「……はぁ…んん、ん……」
この間昼休みにイかせたとき、授業中眠そうに目を擦っていた。
勢いでしてしまったけど、流石に学校では可哀想かと思って、家まで我慢するつもり。
……だったんだけど。
「……は……」
唇を離したときには
「ご……ごめんなさい…」
佐藤は勃っていて。
だけど、少し時間をおけば収まるだろうと思って、酷だけどご飯を食べさせた。
「あのね、鈴木くん…」
ちょっと時間をおいて、弁当を空にすると片付けながら佐藤は言葉を紡ぐ。
アソコは勃ったままで、まだもじもじしている。
少し辛そうだ。
「この間は……ごめんね、」
「なにが?」
「キ、キスで……その、僕が……」
「イったとき?」
「そ、そう……あの……鈴木くん……そのイ、かなかった……でしょ……?
僕ばっかり……気持ちよくなっちゃって…」
そう謝る端から、佐藤はもじもじと動いて呼吸が乱れ始めた。
