
センシティブ♥ボーイ
第6章 キスしたらさあ
「ここ……確か…っ」
一人でボソボソ何かを言いながら、パンツの中に手を突っ込んで手を動かし始めた。
でもあまり納得がいかないみたいで、半泣きになりながら首をかしげている。
……もしかしてこいつ。
尻の穴触ろうとしてんじゃね?!
俺はいつもローションか精液をつけているけど、先走りはそんなにでていないし、佐藤の後ろまでは濡れていないだろう。
だから、触ってみるけどいつもと感覚が違って、半泣きになっているのかもしれない。
いつも俺が触ってるとき、佐藤は強い快感に目を瞑って耐えているだけだし。
きっと触りたいのにやり方が分からないのだろう。
「う…んんっ…ヒクヒク……してるのにぃ…っ」
ヒクヒクしてるのに?
ヒクヒク、してるのに…?
……やべーな。
完っ全に勃った。
「それ、掬ってなぞってみ?」
俺のスイッチは完全に入った。
