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初カノはエロうさ

第2章 見たい!見せたい!欲張りな彼女

引き寄せられるように重なる唇。


うさこは、キスが好きだと思う。

必死に…しがみつくように…求めるように…そんなうさこのキスは嫌いじゃない。


───セフレとはキスしたくない…

女の子からせがまない限りキスはしない。


だけど、

うさこは悦ばせてあげたい。

うさこは、彼女だからキスをしたくなるんだろうか…


必死に寄せるうさこの唇に、唇を寄せて口内に滑り込む。

うさこの身体から力が抜けて、蕩け切った瞳で俺を見上げる。

そんな顔されると、また…キスしたくなる。

もっと、悦ばせてやりたくなる。


「い…伊久美くん……っ」

夏帆?

「あれ?まだいたの?」

耳だけ夏帆に貸しても、俺の視線はうさこから離れられない。


うさこの下着を横に避けてやれば、たっぷりの蜜に濡れた…

(やっぱ、すげー綺麗)

誘うように蠢く、バージンピンクのヌメリ。

その中へ指を入れれば、

「あ、あ、あンッ」

うさこの口から可愛らしい声が漏れた。


まだキツキツなうさこの中。

だけど、最近は人差し指と共に中指が入る程 解れてきている。

(うさこも毎日弄ってるのかもな)

いや、間違いなく毎日弄ってんだろうな。

そのオカズはもちろん俺なのだろうと思うと…何だか擽ったい。


俺の腕に抱き着き、快楽からキツく目を閉じたうさこ。

それを確認して、俺はもう一つの視線の方へと顔を向けた。


「何?見ていく?」

夏帆を見ながら、うさこの中で指を動かす。

見られてるせいか、うさこの中の締まりが半端ない。


「……っ……また、しようね?」

「うん。また ”うさの前で” しようね?」

俺と夏帆の会話を遮るかのように、

「つーくんっ…気持ちいっ…イッちゃう…っ!」

うさこが大きな声を上げる。


「絶対よ?絶対またしようね!」

そう言ってうさこを睨んだ夏帆は、早々に着替えを終えて部屋を出て行った。


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