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初カノはエロうさ

第2章 見たい!見せたい!欲張りな彼女

「見られちゃったね」

うさこの耳元で囁けば、

「見せ、つけ…ちゃっ、た……」

荒い呼吸の合間に、照れたような笑みを浮かべたうさこが答える。


「コーフンした?」

「うん!すっごく!身体が震えた!」

嬉しそうなうさこに嬉しくなる。

だけど、

「エロうさ。お尻で誘い過ぎ」

見せつけるのはいいけど、他の男に触らせるのは嫌だから。

お仕置きのつもりで、うさこのお尻をペシペシと軽く叩く。


「うん。お尻、舐められた…」

「え⁉︎ 」

舐められた⁉︎

誰に⁉︎ 

さっきのあいつに⁉︎


「座り込んで間近で見てるのは知ってたんだけど……まさか舐められちゃうなんてなぁ……サービスし過ぎた……」


互いに互いを変態だと言い合いながら、着衣を整え身体を起こす。

マジでサービスし過ぎた…

あー…ムカつく。

何やってんだ、俺……



グッタリしてしまったうさこ。 

うさこはかなり残念がってたけど、今日は深雪との約束はなしだな。

うさこをアパートまで送り、テンションだだ下がりの俺はトボトボと帰宅した。


隣の家の前で、男女が濃厚なキスを交わしている。
 
(深雪?)

女の方は俺の幼馴染だ。

俺に気付いたのか、彼氏の方が慌てたように帰っていった。


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