短編
第1章 恥ずかしいバイト
「よしよし、気を取直して撮っていくね!」
そして、ビキニの撮影が終わり次の衣装。
「ねえ、ミナちゃん、実はさ僕 プレミアムついてこのチケット貰ったんだよね!」
そう言われ見せられたチケットは、確かにここのもので、
だけどそれは、先ほどのルールなど関係なく使えてしまうモノだった。
だからといって性行為するって言うわけではなく。
そのチケットは
裸を撮ることが出来るのだ。
「これ、使ってもいいかな?」
これを出されたのは初めてで、ましてや何も纏わないわけで。
だけど、私は、ゴクリと唾液を飲み込み、コクりと頷いた。
「ほんと?やった!ありがとう。」
笑顔で彼は嬉しそうに言うものだから、私も気が緩んでしまった。