短編
第1章 恥ずかしいバイト
「じゃあ、」
「はい・・・・・」
目で脱いでと言われて、私は、裸に近いビキニの上の紐を解きゆっくりと、隠していた所の布を外した。
ゴクリと、お客さんの唾液を飲む音が聞こえた。
少し抑えられていた胸がぷるんと垂れた。
そして、少し屈み、ビキニパンツを下に下ろしていくと、ずっと隠れていた大事なところが露になった。
「お、おお、すごいな・・・・・」
彼は、目を逸らさずジッと胸から下まで視線を上下した。
こんな姿をお客さんに見せるときが来るなんて思っていなかった。
「あ、ああ、撮影、していいかな?」
「は、い。どうぞ」
でも見られたい気持ちが勝ってしまった。
目を閉じて、シャッター音に感じていく。