芸人さん小説集
第30章 俺のもの。 *
ーー俺と飯塚さんは付き合ってる。
今日は仕事終わりに買い物に行く約束をしていた。
飯塚: ごめんな、付き合わせちゃって。
角田: いいのいいの。これもデートのひとつでしょ?笑
飯塚: んーまぁそうだな笑笑
ショッピングモールを歩いていると前から見たことのある顔が歩いてくる。
飯塚: ……あれ?
バカリ: あれ、飯塚さんと角田さんじゃないすか。
そう、バカリズム。
飯塚: 奇遇だねー!
バカリ: ほんとっすね!買い物ですか?
飯塚: うん、ちょっとね。
バカリ: へぇ〜豊本さんは?
飯塚: あいつは基本単独行動だからなー。