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芸人さん小説集

第30章 俺のもの。 *



俺はこいつがあまり好きではない。いやもちろん面白いし尊敬する。しかし…少し俺を小バカにしている雰囲気が出ている気がする。気のせいかもしれないが。


飯塚: あ、そういえばこの間話してた番組見たよー。

バカリ: あ、見てくれたんすか!どうでした?

飯塚: いや普通に面白かったよ。俺は好き。


彼氏の前で他のやつに好きとか言うか?
……普通に言うか。

そんなこんなで話すことかれこれ数分。


角田: あの、さ。時間なくなっちゃうよ?

飯塚: あー確かに。バカリズムも忙しいもんな。

バカリ: いやいやそんなことはないですけどw
あー、もしよろしければなんですけど。買い物ついていっていいですか?そのあと飲みにでも行きません?


はっ?!


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