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暗殺教室 BL 短編集

第1章 1.業✖️渚

普段のカルマ君は意外と優しかったりする。

それに結構アウトドア派だ。

休みの日は良く遊びに誘ってくれる。
一見、私生活が謎だと思われがちなカルマ君だけど実は普通の人だったりする。


ゲーム好きで良く一緒にゲームしたりもする。
負けず嫌いであらゆる手を駆使して勝とうとするところが可愛い。本人には絶対に言えないけど。


今日もカルマ君に誘われてカルマ君の家でゲームをする事になった。

殺せんせーに出された宿題を一緒に終わらせてからゲームを始める。

「あっ!カルマ君、ずるいよ!」

「ずるい?渚君は俺がずるしたって言ったの?
渚君ってずるの意味わかってる?」

僕の負け惜しみに食いついたカルマ君はゲーム機を放り投げてこっちにズルズルと近ずいてくる。

「や、カルマ君、あの、違うんだよ?今のは口が滑ったと言うか、唯の負け惜しみで。、、、ごめんなさい。」

カルマ君の顔が明らかに悪巧みの時の顔だったので先手必勝で謝る事にした。

「ごめんっていうならさー。ちゃんと謝罪の気持ちを行動に表してもらわないとねー。まさか渚君、俺にいちゃもん付けてごめんで済むなんて思ってないでしょ?」

「そんな、謝罪の気持ちって、土下座とか?」

謝罪の行動なんてそれぐらいしか思いつかないよ。
それにしてもカルマ君は揚げ足をとる天才だ。

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