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You are my hero♡

第2章 * 狂い始めた歯車


残りのミルクティーを飲み干して、財布から500円玉を取り出しテーブルに置いた。


祐の顔を見ると驚いたような、切なそうな顔をしていた。



…別れを告げたのはあなたなんだから、そんな顔しないでよ。


なんて思いながら席を立った。

「じゃあね。」


最後まで笑顔を作り、お店から出た。



早く、家に帰りたい。

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