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You are my hero♡

第3章 *蘇り


ふと、歩夢が付けっぱなしにしていたテレビに目をやった。



"最下位は残念!乙女座のあなた!"


人気の女子アナが、残念って思ってないだろと思うくらいの甲高い声で私の星座を読み上げた。


なんか朝から今日の運勢は最下位ですよなんて言われると、いくら占いを信じないからと言っても、いい気がしない。


ただでさえすごいブサイクな顔になってるのに……


なんかゴチャゴチャ言ってたけど、聞かずにテレビの電源を落とした。


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