
You are my hero♡
第3章 *蘇り
結局この状況に耐えられないし、
どんどんイライラ溜まってきて不満ぶちまけそうになったから、ホームルームが始まる前に、
「ちょっとまだ辛いからさ、1人にさせて…ごめんね?」
と言って、屋上にきた。
「はぁ………」
とりあえず自分で自分を落ち着かせる。
祐と別れたことは、自分ではそんなダメージは受けてないつもりだったけど、滅多に泣かなくなった私が無意識で泣いてたし。
現に、祐を狙おうとしていた彼女達にイライラしていたのは事実だし、
私が思ってる以上に、祐のこと好きだったんだなぁ。
