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山岸君と照井君

第14章 変化―――……。

「こ…恋人?


僕達…恋人になったの?え?付き合ってるの?え?

意味が……」




照井君は、僕の…彼氏…なの?



返事してないけど…




でも…




「―――…恋人って…

毎回…こんなハレンチな事…すんの?キスとか…こんな会話とか―――――…



僕は、疲れてしまう―――…」




「毎回は、しね〜よ…腰が壊れる…」




「え…腰?」



僕は、照井君の手を握る…




照井君に触れて…



キスをされて―――――…




男女じゃなきゃ…気持ちよくないと思っていた行為が…



こんなに気持ちいいなんて…



驚きだ…




この香り…手の大きさと冷たさ―――――…








好きだ……





好き同士が付き合う…恋人になるなら…





条件はクリアかな?




でも―――…ピンと来ない…



「―――――…友達で…

親友…で……恋人………?」





照井は、笑いながら…また…唇を重ねる…




フワッと…軽くなる…感覚を…何度も味わいたくて…



僕は、瞳を閉じた――――…







しかし…何も出来ないのに…



ど〜するんだろ…照井君…



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