
山岸君と照井君
第16章 自覚―――……。
「お口に合って良かった!!
さぁ、沢山食べてね!」
それから…僕は、照井家の朝食をこれでもか〜〜〜!!と、堪能した!!
口の中も!胃袋も!!今は、庶民朝食でいっぱいになった!!
「///ご馳走さまでした!!お母様!!ホントに、理想の家庭料理でした!!」
お母様は、ニコニコしながら皆に食後のお茶を煎れてくれた
「また、食べにおいでね?
山岸君の反応は、嬉しいから!
最近、私の作ったご飯に誰も反応を返してくれなくなっちゃって…作っても張り合いが無くて…」
「え!?どれも美味しかったですよ?
宏樹…さんが…羨ましいくらい…です―――…」
僕は、お茶を飲みながら…
横にいる…照井君をチラッと見る―――――…
「―――…なっ…何だよ…
///か…感謝してるって……」
照れた様に…お母様に感謝を表す照井君の頬は…少し赤くなっていて…
可愛いなぁ…とか…
思ってしまった――――…
