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山岸君と照井君

第16章 自覚―――……。


「あら、嬉しい言葉だわ!なら、お弁当も有りがたく食べなさいね!

はい!山岸君の分も!!」


「―――…え…お弁当…」



お母様は、照井君と僕に…お弁当を手渡す――――…



昨日…屋上で食べた…



庶民派弁当……




「え――――…?僕に?」


「学食ばかりじゃ…飽きちゃうでしょ?よかったら食べてね!!」



「////あ…ありがとう…ございます!!」




ずっしりと重い…庶民派弁当…




僕は、嬉しくて!!お弁当をギュッと握りしめた!!



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