
山岸君と照井君
第28章 無言の別れ―――…
「目が覚めたね――――…」
俺の顔を除き混む男性――――…
あ…この人――――――…
「はじめまして…
苑心の兄で…岳心といいます」
あ―――――…
「―――…助けてくれた…」
俺は、声を出そうと…腹に力をいれるが……
鈍い痛みが―――…
顔をひきつらせる…
「あまりしゃべらないで…まだ、口のなか切れてて痛いだろ?」
岳心さんは、俺の様子を見て―――…
覗き込むのをやめた…
「あっ――――…」
俺は、あの場に現れた岳心さんに……
苑心の事…
米屋の事を聞きたかった――――――――…
起き上がろうと身体を動かしたが…
身体を支えようと出した手が―――――…
恐ろしいほどの激痛を俺に与えた!!
「ぐぁ!!はっ――――…」
指先全部に、雷を落とされたような痛み!!
頭の先から…足の爪先まで…
しびれて……
動けない…
俺の顔を除き混む男性――――…
あ…この人――――――…
「はじめまして…
苑心の兄で…岳心といいます」
あ―――――…
「―――…助けてくれた…」
俺は、声を出そうと…腹に力をいれるが……
鈍い痛みが―――…
顔をひきつらせる…
「あまりしゃべらないで…まだ、口のなか切れてて痛いだろ?」
岳心さんは、俺の様子を見て―――…
覗き込むのをやめた…
「あっ――――…」
俺は、あの場に現れた岳心さんに……
苑心の事…
米屋の事を聞きたかった――――――――…
起き上がろうと身体を動かしたが…
身体を支えようと出した手が―――――…
恐ろしいほどの激痛を俺に与えた!!
「ぐぁ!!はっ――――…」
指先全部に、雷を落とされたような痛み!!
頭の先から…足の爪先まで…
しびれて……
動けない…
