
山岸君と照井君
第4章 独り占め―――…。
し…しかし―――――…
己の事が解ると―――――…
途端に…“な〜んだ!”と、納得してしまう…
が―――――――…
隣で、ブツブツ言いながら歩く山岸を……“好き”って……
俺―――――…やばくないか?
これの…何処に…惚れたんだ?
自然に……なんとなく……
いじってたら…流れで…
――――――…理由が……
思い当たらない…
優しくされた訳でもない…
顔が…タイプ?って訳でもない…(つ〜か…メガネって印象しかね〜し…)
内面に惹かれたって訳でもない…
そもそも…男を……そんな対象として見たことが…
ね〜〜〜〜〜〜んだよ?!
