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山岸君と照井君

第31章 愚か者―――……


―――――…



…眩しい光が…瞼の上でチラチラと揺れ…



不快感と…違和感で目を覚ます…




俺は、床に寝ていたのか…


身体の節々が痛い―――…


ギシギシと間接の痛みを感じながら起き上がると…



身体に…ブランケットがかけられていた…





こんなの自分でかけた記憶がない―――――…



岳心…さん?



俺は、ベッドに寝ている岳心さんを覗く――――…




「――――――…いない…」




ベッドには…岳心さんの姿はなく…




ポツンと…自分が取り残された事に気がつく…



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