テキストサイズ

山岸君と照井君

第35章 指先―――……


神主の祝詞が読み上げられると…




俺と…苑心は……



目を閉じ―――――――…



心の中で誓う……







どんな困難な道のりでも…


こいつとなら…



乗り越えられる―――――…



俺は、こいつのために生きる…


こいつは、俺のために生きる…



もう――――…何があっても…



離れない…




絡まる指先に……熱がこもる…





俺達は…再び…並んで歩けるんだ…






誓おう…神の前で……




俺たちの……未来を――――…










ストーリーメニュー

TOPTOPへ