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道の先…

第7章 新年度

運の悪いことに、部活の同学年とはみんなバラバラのクラスになった。

「神田のとこ、栗本・阿南ペアーがいるんでしょ?どんまーい!」

とみんなにからかわれた。

「でも内田先生的には神田が内田先生のクラスにいて嬉しいんじゃない?」

「え!?そうかなあ?」

本当は嬉しくてもっと言ってと言いたいところだが、わたしが内田先生に好意を持っていることがバレないように、冷静を装った。

「てか去年内田先生のクラスだった人たちのことはやっぱり内田先生も信頼してるでしょ。」

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