テキストサイズ

道の先…

第12章 小論文

(え!?うそ!まじで!?うそうそうそ!!!)

わたしが言ってほしかった言葉を、先生の方から先に言ってくれたのだ。

”え!?良いんですか?”

あくまでも平静を装いながら、慎重に返事をする。

”うん。課題文と一緒に。”

”わわ!ありがとうございます。では月曜に持って行きます!”

めちゃくちゃ嬉しくて、ベッドに飛び込んで、足をバタバタさせた。

夢かと思った。

幸せすぎて怖かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ